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2020年2月 4日 (火)

2020年2月2日(日)主日礼拝説教概要

説教タイトル:「福音が拡大していくために」

説教テキスト:使徒の働き15章36節~41節

 

初めに

穴があったら入りたい。マルコは今朝の場面でそのような気持ちになったのではないか。パウロ先生と自分のいとこのバルナバが、自分の事で大バトルを繰り広げている。自分は何も言えないで、うなだれているしかない。

 

  • 福音を伝えるための計画

第二次伝道旅行はパウロがバルナバに「先に主のことばを伝えたすべての町々の兄弟たちのところに、またたずねて行って、どうしているか見て来ようではありませんか。」と言ったことからスタートしている。パウロは福音を伝えるための計画を立てた。その計画は神のご計画に基づくもの。神は福音が拡大していくための計画を持っておられた。その計画は(使徒1:8)である。その大きな神のご計画の中に、使徒たち、弟子たち、パウロが加えられていた。神は(使徒1:8)の御言葉が実現するために、教会に働きかけておられた。第1次伝道旅行のきっかけはアンテオケ教会の断食礼拝。礼拝の中で、聖霊が教会に語りかけた。そこで教会は二人を伝道に遣わした。第2次伝道旅行は、第1次伝道旅行で福音を受け取った人たちをアフターケア。福音を受け取ったクリスチャンがどのような問題を抱えているのかを知り、彼らを信仰的に力づけるため。いずれの伝道も出所は神であり、神が彼らを派遣している。第一次伝道旅行を行った事で、次になすべきことが明確に示されたのである。第二次伝道旅行は第一次伝道旅行の賜物である。

 

  • 福音を伝えるためのスピリット

第2次伝道旅行を計画する中で、パウロとバルナバはマルコを連れていくかどうかで激しい議論を交わしている。パウロの勧めに対して、バルナバは開口一番,マルコを連れていくと言い出した。しかしパウロは第一次伝道から戦線離脱したマルコは連れていくことはできないと主張。

自分の信念をしっかりと持っている人は、その信念に基づいて生きており、普段は穏やかに過ごしている。しかし自分の信念が曲げられるようなことに直面すると、その人は梃でも動かなくなる。しっかりとした信念を持っていなければ、相手に流され、何でも相手の言いなりになる。そのような人は他の人との衝突は起こらない。この時、パウロとバルナバはお互いの信念を曲げなかったので、お互いの間に激しい衝突が起こった。

パウロの信念は、異邦人に福音を届けることである。福音の種を蒔く働き人は困難や迫害に耐える者でなければならず、マルコはそれに相応しくない。バルナバの信念は、マルコには指導者の素質がある。彼にもう一度チャンスを与えて、自分が彼をサポートしながら、福音を異邦人に伝えていくこと。彼らの激しい議論により、お互いの主張が明らかになり、彼らはお互いのスピリットに基づいて行動することになった。パウロはエルサレム教会のベテラン指導者であるシラスと共に、第一次伝道旅行とは違ったルートを辿り、異邦人伝道をなしていった。

バルナバはマルコと共に、バルナバの生まれ故郷のキプロス島に行き、そこで第一次伝道旅行で福音の種が蒔かれた人たちをフォローすることになった。マルコにとっては、それがベストな道であった。その理由は、パウロとシラスが辿った道のりは困難と迫害が待ち受けていたからだ。マルコがその道を進んでいったならば、再度引き返すようになって、二度と指導者としての道を歩むことができなかったかもしれない。

 

  • チームで福音を伝える

神が創造の御業をなされた時に、御父、御子、聖霊が協力して行った。また神はアダムとイブにエデンの園の管理を任せられた。同様に、神は福音を広げるために、教会に福音を委ねられた。パウロ、バルナバ、マルコというチームは第1伝道旅行に結成されたメンバーではない。それ以前に出来上がっていたチーム。(12:25)には「バルナバとサウロとは、その任務を果したのち、マルコと呼ばれていたヨハネを連れて、エルサレムから帰ってきた。」と書かれている。この時の彼らの任務は、アンテオケ教会からエルサレム教会に支援物資を運んでいくもの。この3人のメンバーが第1伝道旅行を行っていた。

パウロもバルナバもお互いに激しい議論をした後であっても、彼らは一人で伝道するのではなく、パウロはシラスと共に、バルナバとマルコとペアを組んで伝道に遣わされていった。チームを組むメリットを挙げれば枚挙に暇がない。一人は福音を語ることに専念し、もう一人はサポート役になる。一人は福音を語ることに集中し、もう一人は福音を聴いている人たちの霊的な状態に目を留めて、フォローの役割を担う。福音を伝えるために共に祈り合う。喜びを分かち合う。励まし合う。

パウロとバルナバはまさにそのようなコンビであった。パウロが父親のように福音を語り、バルナバは母親のように福音を受け入れた人たちをフォローしていった。

 

終わりに

「福音が拡大していくために」を見てきた。神が教会に与えられている使命は福音を拡大させていくこと。教会が教会として存在するためには福音を証しすること。福音を拡大させるためには、話した3つのポイントが大切。3つのポイントの中で最も大切な事はスピリット。スピリットは福音を伝える原動力。このスピリットが無ければ、計画とチームが存在しても無意味。どんなに素晴らしい計画を立てても、計画を実行する人たちがやる気ゼロであったり、やる気がない人たちを集めてチームにしても、何も良いものは生まれない。福音を伝える原動力は神を礼拝する者に注がれる。神を礼拝しないことは自分が神となって生きることであり、神を礼拝するとは神からのものを頂いて生きること。神は遜る者を聖霊で満たして下さる。また神は聖霊で満たされた者を証しするために遣わし下さる。聖霊に満たされ、福音を伝える者は信念のある者となっていく。信念のある人が人をキリストに導くことができる。

次に大切な事は、福音を伝えるための計画を立てること。人は自分の頭の中にある計画を実行に移す。計画にないことは実行しない。神は既に計画と約束を与えておられる。(使徒1:8)(ピレモン1:11) 私たちが立てる計画は神の計画に基づいたもの。ぜひ福音を伝えるための計画を立てて欲しい。教会では年間計画を立てた。その年間計画に合わせた計画を一人一人が立てて欲しい。

また年間計画で福音を伝えることができない対象者もいる。その場合には個人伝道しかない。そのための計画を立てて欲しい。個人で無理ならば指導者に依頼する計画。夫婦で伝える計画。計画のないところに実行はない。チームを作るのに難しく考える必要はない。あなたが立てた計画に、信頼できる人を誘えばチームになる。チームを作るのが先ではなく、あなたにその計画があるかが大切なこと。一歩踏み出す時に、次になすべき事が示されてくるものだ。

 

 

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