季節の木

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2020年3月17日 (火)

2020年3月15日(日)主日礼拝説教概要

説教タイトル:「2つの知恵~教会分裂問題に対する勧め~」

説教テキスト:1コリント21節〜16

 

初めに

世の中には同じようで違うものがある。「そうめん」と「冷麦」。「ざるそば」と「もりそば」。ソーセージとウインナー。皆さんは違いが分かるだろうか。世の知恵と神の知恵も違っている。

 

  • この世の知恵

パウロはコリント教会に福音を伝えた時に、この世の知恵を用いることをしなかった。何故ならば、神の証しであるイエス・キリストは聖霊と神の力によって証明されるものだからである。またそれはコリント教会がどのような土に植えられて、どのような養分を頂いて生きているのかということにつながること。パウロは、教会の神の力によるものである、と言っている。パウロの言っていることは当たりの事。しかしその当たり前が教会に通じていなかった。新約聖書の教会に宛てた手紙の中で、「知恵」という言葉が「この世」と「神」とで対比して用いられている教会はコリント教会のみ。何故パウロはコリント教会に世の知恵のこと引き合いに出しているのか。それはコリント教会が神の知恵よりも世の知恵を大切にしていたからだ。その表れが(1:12)の告白。(「わたしはパウロにつく」「わたしはアポロに」「わたしはケパに」「わたしはキリストに」) 世の知恵は神の知恵であるイエス・キリストを愚かに扱い、イエスを犯罪者として十字架に架けてしまう。(2:14)でパウロが言っている通りである。「生れながらの人は、神の御霊の賜物を受けいれない。それは彼には愚かなものだからである。」 コリント教会もそのように愚か者となっていた。

 

  • 神の知恵

パウロは世の知恵とは別に、(26)で「円熟している者の間では、知恵を語る。」と言っている。この知恵とはイエス・キリストのことである。コリント人への手紙はパウロが54年~57年に書かれたと言われている。知恵であるイエスはコリント教会に54年~57年前に突然現れたのではない。(2:7)に書かれている通りに、「世の始まらぬ先から、あらかじめ定めておかれたものである。」 イエスは地上に来られる前には何もしておられなかったのではない。神の御心に忠実であった王、祭司、預言者を通してご自身を証ししておられた。そして時が満ちてこの地上に来られた主は、この世の知恵では受け入れることができないお方。コリントに蔓延していたギリシャの神々やエジプトの神々は、人間の五感で考え生み出すことができる偶像である。しかしイエス・キリストは人間が創造できる偶像の枠を超えた想定外のお方。想定内のことは受け入れられるが、想定外のことは受け入れられない。神はどのようにしてイエス・キリストを教会に与えて下さったのか。それは御霊による啓示である。御霊による啓示とは、御霊が語る言葉(聖書の言葉、イエス・キリストの御業)を御霊が理解させて下さること。御霊が語る言葉とはどのように教会にもたらされたのかというと、キリストの思いを持っているパウロ、アポロ、ケパ(ペテロ)が語る福音によってもたらされた。

 

終わりに

「2つの知恵~教会分裂問題に対する勧め~」について見てきた。教会は神の知恵であるイエス・キリストで建て上げられていく。世の知恵では教会は建て上げられない。あるカルト宗教を脱会した人が書いた暴露本を読んだ。そのカルト宗教は聖書を用いているが、教理は聖書信仰ではない。信者はトップの人たちが語る教えだけを信じ、神から直接何も受けとっていない。その結果、信者は物事を善か悪で判断し、生まれながらの状態で神の言葉に従い、自分たちは悪ではなく善に生きていると思っている。キリスト教会も神から与えられるものを直接受け取っていないとカルト宗教になってしまう。教会が教会として建つためには、神の知恵であるイエス・キリストを受け取ること。イエスを受け取るためには2つのハードルがある。1つは世の知恵である。世の知恵とはイエス・キリストを認めない知恵。この知恵は私たちに染みついており、イエス・キリストを愚かに扱う罪である。もう1つのハードルは教師・牧師である。何故教師・牧師がハードルになるのか。それはイエス・キリストよりもイエス・キリストを語る教師をアイドル視するから。教師語られるイエスを受け取ること。

 

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